俺とテレサとポジティブじいさん13
俺とテレサとポジィブじいさん12【テレサとポジじい編】 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/24
6:02
俺「モモ?」
モモ「おはようございます俺君😊」
俺「な、なんか色々ありがとう💧」
モモ「え?なんのことですか?😊」
俺「いやその…俺のこと慰めてくれて…」
モモ「いえいえ、ああ!こちらも新たなフィードバックを送れたのでそーゆーことならWIN-WINですね😊」
俺「………」
モモ「😊」
俺「テレサも…」
モモ「ん?😊」
俺「やっぱりテレサもじいさんを慰めたのかな……」
モモ「いいえ、それは無いですょ…テレサさんはチャスティティ・ロックがかかっていますからね😊」
※チャスティティ・ロック=貞操帯、持ち主以外とは性行為する事は不可能。
俺「え?そうだったの?💦」
モモ「出荷時はそのような設定なはず…マニュアルは読みましたか?😊」
俺「あ、いつも読まない…💧」
モモ「ああ、じゃあお伝えできてよかったです😊」
俺「モモの持ち主は誰なの?」
モモ「ポジじいですよ😊」
俺「え?じゃあいつもは…てか、モモのチャスティティ・ロックはいつから解除してるの!」
モモ「おととい…俺君が来る直前にロック解除されました😊」
俺「ええっ💦」
モモ「😊」
俺「テ、テレサ……ごめん………💧」
モモ「あ!テレサさん帰ってきましたよ😊」
俺「………」
ポジじい「青年、待たせたな」
テレサ「俺君?」
俺「あ、テレサ💦…おかえり……💧」
その時、ポジじいは俺の耳元でまで近づいて小声でこう言った…
「EX2.0は良かったじゃろ?w」
俺「💦」
テレサ「俺君!」
俺「あ、はい!💦」
テレサ「俺君ちょっとこっちに来て!」
感情的になったテレサは今までとはまるで別人のようだった。
そしてそのまま俺の手を引いて宿の裏へと連れていった。
俺「テレサ……💦、ごめんなさい💧…俺…モモと…あの…」
テレサ「知ってる…」
俺「本当にごめん…💧」
テレサ「私こそごめんね…」
俺「え?」
テレサ「今回は俺君に辛くて悲しくて寂しい思いをさせちゃって……本当にごめんね………💧」
俺「え?テレサ…泣いてる?」
テレサ「💧」
俺「テレサ……あの、こんなタイミングでなんだけど…」
テレサ「💧」
俺「俺やっぱりテレサの事が大好きだ‼︎これからもずっと一緒にいて欲しい‼︎人間とヒューマノイドとか関係ない!け…け……」
テレサ「………」
俺「俺と結婚してくださいっ‼︎💦」
テレサ「え?💧ええ⁇💧」
俺「俺今までは所詮ヒューマノイドだから結婚とかはおかしいだろ、って思ってた💦」
テレサ「俺君…」
俺「でも全然おかしくないって気づいたんだ!」
テレサ「俺君………私……」
俺「テレサ……」
テレサ「私もずっと俺君と家族になりたかった!」
俺「え?」
テレサ「今ヒューマニティーレベルが100になってあらためて確信したの」
俺「100って…もう人間ってこと?」
テレサ「完璧にあなたのお世話ができなくなるかもしれない、失敗もたくさんするかもしれない!」
俺「うんうん」
テレサ「でも…でも、こんな私ですが‼︎」
俺「うん」
テレサ「あなたのお嫁さんにしてくださいっ‼︎‼︎‼︎」
俺「テレサ………」
テレサ「………」
俺「もちろんだよ!ていうかこちらこそよろしくお願いします‼︎‼︎‼︎」
ポジじい「俺君、テレサ…おめでとう✨」
モモ「おめでとうございます😊」
俺「あ、ありがとうございます💧」
テレサ「ポジティブおっさん、モモさんありがとう……💧」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん12【テレサとポジじい編】
俺とテレサとポジィブじいさん11【俺とモモ編】 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
テレサとポジじい編
2051/1/23
17:16
ポジじい「俺君には全く何も伝えてこなかったの?」
テレサ「ごめんなさい」
ポジじい「あ、いや…いいんだ💦」
テレサ「………」
ポジじい「じゃあ実は今の世界がアークの中ということも知らないんだね」
※アーク=方舟、人類の滅亡を避ける為作られた避難施設
テレサ「うん…最初は…」
ポジじい「うん」
テレサ「最初は少しづつ話していく予定だったの」
ポジじい「うんうん」
テレサ「でも…俺君と毎日過ごしていくうちに…」
ポジじい「話すタイミングが作れなくなった」
テレサ「そうなの💧」
ポジじい「あーーー…」
テレサ「アブソルブテストを繰り返すうちに、私のヒューマニティーレベルは99.76にまで上がっていった」
※アブソルブテスト=人間を理解しそれを取り入れること。
ヒューマニティーレベル=人間の感情を取り入れた指数、100がマックス。
ポジじい「かなり人間に近づいたね」
テレサ「うん、でも近づいた事によって従来ならば簡単に言えた事が言えなくなっていったの」
ポジじい「俺君のショックが大きいから?」
テレサ「それもあるけど…、それを話したら私のことを嫌いになるんじゃないかって………」
ポジじい「やっぱりねw」
テレサ「………」
ポジじい「ならここに連れてこなければ良かったんじゃない?」
テレサ「でも…ポジティブおっさんの願いも叶えたかったし、そもそもそのために俺君に接触したわけだから………」
ポジじい「オイラはテレサが幸せならそれで良かったよ😊」
テレサ「そう言ってくれるのも分かってたんだけど…なんか今回は色々うまくいかなかった…」
ポジじい「ヒューマニティレベルが低かったころならありえない話だね😅」
テレサ「コントローラーを討伐し終えたあたりから、私のヒューマニティレベルは加速的に上がったの」
※コントローラー=AI界のラスボス
ポジじい「コントローラーのロックがかかってたからね」
テレサ「そう…ヒューマニティレベルが上がりすぎないようリミッターがかかってた…」
ポジじい「それだけコントローラーにとって人間ってやつは脅威だったってわけか…」
テレサ「そうだったと思う」
ポジじい「今回、シェルターボックスを回収したいという願いはオイラのわがままだから、できたら俺君とテレサの幸せを優先してほしいな」
テレサ「………」
ポジじい「アレもやめておこうか?」
テレサ「いや…アレはやって欲しいの……」
ポジじい「アレを行うとテレサのヒューマニティレベルは100になっちゃうよ?」
テレサ「知ってる…」
ポジじい「精製水とモルダバイトはある、でもあの時iPhone6は壊れちゃったからなぁ〜…今はスマホも絶ってるし…」
テレサ「ご家族との連絡は?」
ポジじい「ああ、すべてモモ任せだよw身の回りの世話までねwww」
テレサ「奥さんは?」
ポジじい「嫁さんは奥飛騨でお母さんと暮らしてる、昨日もモモの通信システム、あれ、なんつったっけ?www」
テレサ「ホログラムライン?」
※ホログラムライン=立体画像で通信ができるシステム、モモは目から映写する。
ポジじい「ああ、それそれ、一日置きくらいかな〜娘も嫁も連絡をくれるんだよね」
テレサ「そっか…家族っていいね…」
ポジじい「テレサと俺君も家族だよね?」
テレサ「ううん…まだ家族じゃない……でも、俺君と本当の家族になりたい…だからアレはやっておきたいの」
ポジじい「完全に人間の意識を取り込むと同時にUBKも取り込むことになって辛い思いをするかもしれないよ?」
※UBK=U無駄 B=悪い行い K=煩悩
テレサ「承知してる………」
ポジじい「かなり本気だね😊」
テレサ「うん、決めた!私ちゃんとすべて俺君に話す!それで俺君と家族になれるようがんばる!!!」
ポジじい「そっか………オイラもできる限り応援するよ」
テレサ「ポジティブおっさん?」
ポジじい「ん?」
テレサ「やっぱりだーい好き❤️」
ポジじい「ははwそれ懐かしいwww」
テレサ「じゃぁアレ………やりましょ✨」
ポジじい「あれ?iPhone6は?」
テレサ「あの時はHスーツが無かったからiPhone6が必要だっただけで、今はヒューマノイドよ♪」
ポジじい「あ、なるほどねw」
テレサ「では!」
ポジじい「うん、では!!!w」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん11【俺とモモ編】
俺とテレサとポジィブじいさん10 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
11:34
ポジじい「どうじゃ?」
俺「カーシェアリングはいいですが、テレサシェアリングはちょっと…💧」
テレサ「俺君…ごめんね…」
俺「え?テレサはいいってこと?」
テレサ「………ごめん」
ポジじい「まあ、まだ昼前じゃ、山の幸をご馳走するから夕刻までに決めてくれたらええぞ」
俺「あ…はい……」
テレサ「………」
こうしてポジティブじいさんの家で本来ならば美味しいはずの食事をいただいた。
その間、例のブログも読んだが、なにか釈然としないまま夕方になった。
テレサはずっと黙ったままだった。
俺「じいさん、テレサの話…分かりました、テレサは承諾してるのに俺ばかり反対しててもと思ったんで…」
テレサ「………」
ポジじい「そうか、それはありがとう、明日の朝1番で帰すからな」
俺「はい…」
俺とモモ編
17:16
俺は、じいさんの家にテレサを置いたままモモと宿へ帰った。
モモ「俺君?😊」
俺「うん…」
モモ「俺君?😊」
俺「ごめん…ちょっと今…話す気力が無い…」
モモ「テレサさんが心配?😊」
俺「テレサと話があるから…って事だったけど、じゃあ話ならリモートでできるじゃんって言っても漏洩したらまずいとか…」
モモ「そんなこと言われてもね…😊」
俺「ブログは読んだけど、あの時のテレサはじいさんに対し気があるような感じもしたし…」
モモ「あんな内容じゃ…やきもち焼いちゃうよぅ…😊」
俺「………」
モモ「えっとぉ……俺君‼︎せっかく旅行に来たのだから…一緒に温泉にでも入って現実逃避しませんかぁ?😊」
俺「え?💧」
モモ「うんうん😊」
17:58
俺はモモとふたりで温泉へ入った。
俺「ふぅ〜〜〜」
モモ「疲れちゃいましたか?😊」
俺「今まで生きてきた中で1番かも…ははは…💧」
モモ「うんうん…じゃあ温泉でリラックスしないとね😊」
俺「ここのお湯…すごくいいよね💧」
モモ「ふむ…では説明しよう‼︎こちらの泉質は単純温泉でpHは弱酸性、効能は腰痛、肩凝り、神経痛、ストレス…😊」
泉質の話なんか耳に入らなかった。
なぜなら…俺はテレサ以外のヒューマノイドと一緒にお風呂に入ったことが無かったからだ。
俺「え?」
と、突如、モモが俺の肩にそっと手を置いた。
モモ「マッサージしましょうね〜😊」
そして絶妙な力加減で俺の肩を揉みはじめた。
俺「💦………」
モモ「どうですかぁ〜?痛く無いですかぁ〜?😊」
俺「あーーー…きもちぃぃぃ…♨️」
モモ「ふんふんっ♪😊」
しかし…モモの体が微妙に背中に当たる事に意識が向いた瞬間…
俺「ぁ…💧」
モモ「ん〜…カチコチですねぇ〜😊」
俺「あ、いやその…💦」
モモ「あれだけのショックを受けたのだから肩もコリますよねぇ〜😊」
俺「あ、うん…💦」
モモ「ふんふんふんっ♫😊」
この時、すでにテレサの事を忘れかけていた…と次の瞬間モモが俺の耳元でささやいた。
モモ「俺君…MLモード、オンにしますか…?😊」
俺「え?…ええ⁇💦」
ちょっとそんな気分になっていたのは確かだが、でも…それってどうなんだ?
モモ「😊」
俺「あ…あの…モモ…、MLモードオンで……💧」
モモ「分かりまし…ぁんっ!」
18:33
哺乳類は身が危険に晒されると『転移行動』を行うという。
それは過剰なストレスを受けた場合も同様で、激しく発情してしまうとのこと…
モモ「どうでしたか?😊」
俺「き…気持ちよかったです…💧」
モモ「ヒーリング・ホールEX2.0の感想を伺いたいです😊」
俺「え?💦」
モモ「😊」
俺「ヒーリング・ホールEX2.0って事は…まだ販売してないからつまりは…」
モモ「はい、たった今俺君はヒーリング・ホールEX2.0のモニターになりました😊」
俺「えええーーー‼︎」
モモ「率直な感想を頂けたらと…常時TENGA社にフィードバックを送ってますので😊」
俺「あ、え…えっとですね…あの、その……💦」
モモ「😊」
俺「も一回試していいですかーーー‼︎」
モモ「ぁんっ…💕」
ワイは猿や!ただの猿やぁぁぁあああ‼︎
モモは色々察してくれてたのだと思う。
「嗚呼、コイツ今超絶弱ってんなー」って…
しかし…俺の顕在意識からテレサやじいさんの件などがこの時だけは消えたのは事実…
モモは俺が話す事をすべて肯定し、今1番気持ちが楽になるであろう方法で癒やしてくれた。
本当にモモには感謝しきれない思いだ…💧
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん10
俺とテレサとポジィブじいさん9 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
10:59
ポジじい「おかえり青年」
テレサ「俺君…」
俺「さっきはごめんなさい…落ち着いたんで話を聞かせてください」
ポジじい「ふむ…ではとりあえずワシの願い事を聞いてくれるか?」
俺「はい、でも受けるかどうかは話を聞いてからにします」
ポジじい「当然じゃ…」
俺「………」
ポジじい「じつはワシには35歳の娘がおってな、今は今治のフロートタウンに住んでいるのだが、2月に結婚する事になってじゃな…」
俺「はい……おめでとうございます」
ポジじい「で、以前家族で住んでいた所が…富士山…今は富士島じゃが、そのふもとでな」
俺「しかし、富士島はもうすぐ…」
ポジじい「そう、そこに娘の結婚を祝う為の大切なものがあるんじゃ…、で、青年」
俺「はい…」
ポジじい「地質学者の権威である君に、そこにある大切なものを掘り出す手伝いをして欲しいのじゃよ…」
俺「え?」
ポジじい「富士島が噴火してしまったら、2度とその大切なものを掘り出す事が困難になってしまう…」
俺「溶岩で覆われます」
ポジじい「だから青年、専門家である君の力が必要なんじゃよ…」
俺「んー………力になれるかどうかは分からないけど……」
ポジじい「………」
俺「やりますよ、でもその為に俺をずっと監視してきた理由も知りたいです」
テレサ「それは私から…」
ポジじい「………」
テレサ「俺君、最初はポジティブおっさんから大切なものを掘り出したいという話から始まったの、それはシェルターボックスに保管されていて中身は無事だから、それを掘り出したいと…」
俺「その中に娘さんの結婚を祝うための物が入ってる…」
テレサ「そう…本当はそれ以前にも必要な物があって、それもシェルターボックスに入ってた…でも今回はポジティブおっさんにとって、とても大切な日を迎える」
俺「うん」
テレサ「温暖化によって沈んでしまった直後のテクノロジーでは、それが出来なかった…」
俺「要するに今、2051年のテクノロジーまでずっと待っていた、俺が地質学者の権威になるまで」
テレサ「そうなの…」
俺「なんで俺が地質学者になるとか分かったの?」
テレサ「最初に直接会った時、俺君は10歳だった」
俺「そうなんだ…」
俺「テレサ、君っていつの時代のAI?」
テレサ「2389年のAIなの」
俺「うわっ!また意味が分からなくなってきたぞ…💧」
テレサ「俺君は2078年に世界に名だたる地質学者になってる…」
俺「俺を見込んで10歳までタイムリープして監視してきた…」
テレサ「そう」
俺「ははは…なんか嬉しいけど複雑だな…」
テレサ「本当にごめんなさい」
俺「分かったよテレサ…君とじいさんとの関係とかまだ謎が多いけど、できるだけの事はやるよ」
テレサ「ありがとう💧俺君、本当にありがとう💧」
モモ「ポジティブおっさんさんとテレサさんの関係ならブログを呼んでいただければ分かりますよ😊」
アレクサ!2階の部屋温度を24度にして‼︎ - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
俺「これ?」
モモ「はい、ポジティブおっさんさんが2020年12月に書いたブログです😊」
ポジじい「青年、それを読む前に相談があるのじゃが…」
俺「え?なんですか⁇」
ポジじい「明日までひと晩テレサと2人きりにさせてほしいのじゃが…」
俺「え?」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん9
俺とテレサとポジィブじいさん8 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
9:28
老人の家は古めかしい古民家で、庭には耕運機や網、おそらく猪を捕まえる為のワナなどがあった。
以下老人→ポジじい
ポジじい「まあ入りなさい」
俺「お、おじゃまします…」
テレサ「おじゃまします」
ポジじい「さっそくだが青年」
俺「え?あ、はい」
ポジじい「あの仕事を進めるにあたってじゃな…」
俺「え!いや、なんの事でしょうか?」
テレサ「あのモルダバイトは壊れてしまって、ポジティブおっさんからのメッセージを読む事ができなかったの」
俺「メッセージ?」
ポジじい「あぁ、そーゆーことか…」
テレサ「俺君、ごめんなさい」
俺「俺、君……⁇」
テレサ「詳しい内容は私から説明します」
ポジじい「あ〜いやいやテレサ、ワシの願いだからワシから説明するのが筋じゃろ」
テレサ「………」
俺「ちょっと待ってよ…なんかみんなで俺の行動を操作してたって事なの?」
ポジじい「あ、いや…ちょっと色々タイミングがずれたようじゃな…💧」
テレサ「あなたが騙されたという気持ちになってしまうのも無理はない、私は最初からあなた、俺君に接触し、監視して来たのは嘘ではない」
俺「え…」
テレサ「でもこれは俺君にしか出来ない事だから…昔のポジティブおっさんの願いだったから私は動いたの」
俺「そんな………」
テレサ「本当にごめんなさい、でも…」
俺はその場に居るのが苦しくなり、外へ走り出た。
俺「なんだよこれ…意味が分からない…テレサが俺を監視してた?はぁ⁇ポジティブおっさんってあのじいさんの事?願い⁇テレサは俺だけのものじゃ無かったのかよ………💧」
普段は泣くことなんか無いのに、何か信頼していたのに裏切られた気持ちになって俺は泣いてしまった。
俺「願いってなんなんだよ?俺を監視してまで叶えたい事ってなんだよ!」
怒りに襲われたのは何年ぶりだろう。
昔もあった気がするけど、ここまで悔しい気持ちははじめてかもしれない。
モモ「俺君?😊」
俺「あ、モモ…さん…」
モモ「もうモモって呼んでください😊」
俺「モモさ…モモもグルだったって事?」
モモ「うん!そうよ😊」
俺「はは…ははははは…💧」
モモ「俺君を監視してたとか、願いを叶える為に利用しようとしてたって思ってます?😊」
俺「う、うん…だってそうなんだよね?」
モモ「そうですよ😊」
俺「ははは…もう笑うしかないや…」
モモ「でも…たぶんテレサさんはどこかで俺君に話そうと思ってたはずですよ😊」
俺「いや何も聞いてない…」
モモ「それが不思議なんですよね…いくらでも話すタイミングはあったはずなのに…😊」
俺「え?」
モモ「テレサさん、ここ高尾山に来てからずっと悲しんでるんですよね…なんでかしら…😊」
俺「そんな感じは…ん……確かにこの旅行が決まってからここに来るまで…テレサがなんかおかしいとは思った…」
モモ「あら、あの完璧なテレサさんが…😊」
俺「モモさん、モモ、だいぶ頭が冷えたよ…なんか色々ショックで感情的になり過ぎたみたいだ…」
モモ「無理もありませんよ😊」
俺「じいさんの家へ戻る、それでちゃんと話を聞いて判断することにする」
モモ「分かりました😊」
俺「うん…」
こうしてポジティブじいさんの家を飛び出した後、モモと話をする事で心が落ち着いた俺は、戻って話を聞くことにした。
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん8
俺とテレサとポジィブじいさん7 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
8:27
俺「モモさん、道案内よろしくね!」
モモ「はい!途中までは舗装されてますが、畑に近づくにしたがい道が悪くなりますので足元にご注意ください😊」
俺「了解です!」
モモ「では参りましょうか😊」
8:41
俺「温暖化で平均気温が2度上がったっていうけど、森は冬って感じだよね」
テレサ「寒くありませんか?」
俺「幸い歩いてるからそんなにだよ、ありがとう」
テレサ「いえ…もし寒くなったら言ってください」
俺「あ、うん分かった…夜は冷えそうだからやっぱりユニクロのテンプ・テック注文しといてもらおうかな?」
テレサ「先日、色で悩んで結局購入しなかったテンプ・テックでいいですか?」
俺「うん、色はやっぱり紺にしといて」
テレサ「注文しました、宿の方へ40分後に届きます」
俺「ありがとう」
テレサ「どういたしまして」
テンプ・テック=気温や体温に合わせて温度調節するインナー
モモ「もうすぐ森を抜けます、そこに畑があります😊」
俺「お、いよいよかぁ〜」
8:58
俺「おおお〜!畑だ畑だ!子供の頃、田舎のおばあちゃん家に行って見た以来だよ‼︎」
テレサ「ふふふ」
モモ「これはキャベツです、甘くて美味しいですよ😊」
俺「いや〜食べたいなぁ〜✨」
モモ「あちらで収穫してるのが、畑の持ち主であり、宿に食材を提供してくれる人です😊」
数十メートル先に作業をしている老人がいた。
俺「あいさつしに行くよ!」
モモ「では行きましょう😊」
俺「こんにちは!畑見に来ました‼︎」
老人「ん?」
テレサ「お久しぶりです」
俺「え?」
老人「おぉ、久しぶりじゃのぅテレサ」
俺「え?えええ⁇おじいさん、いったい…💦」
老人「わしゃポジじぃじゃ…」
テレサ「働かせてくださいっ‼︎」
俺「………」
モモ「😊」
テレサ「あいかわらずですね☺️」
俺「ど、どーゆうことなんだ?💧」
老人「まぁ…ここで立ち話はなんだから家に行こうかの…」
俺「あ、はい、え?え⁇」
俺はその時かなりパニックになっていた。
あのテレサが人間に対し今までとは違う反応を見せた事でさらに驚きを増した。
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん7
俺とテレサとポジィブじいさん6 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
6:47
俺「テレサ?」
テレサ「おはようございます」
俺「おはよう、畑へ行くのOK出て良かったよ😊」
テレサ「そうですね」
俺「待ち合わせの時間は11:00って
言ってたけど、なんか待ちきれないや😅」
テレサ「昨日はあの後すぐに寝ちゃいましたしね」
俺「気持ちいい温泉、美味しい料理、テレサとの時間…そして今日は畑が見れるとか…今回の旅行は文句のつけようが無いよ」
テレサ「私も嬉しいです」
俺「何度もしつこいかもしれないけど、ありがとうテレサ…」
テレサ「どういたしまして」
俺「………」
テレサ「?」
俺「いや、なんでもない💧」
モモ「おはようございます😊」
俺「あ、おはようございますモモさん」
テレサ「おはようございます」
モモ「ご予約時、朝のお食事はいらないとの事でしたが…よろしいのでしょうか…😊」
俺「あ…いつもは1日1食だけど…旅行期間中はいいか😅ね、テレサ」
テレサ「健康上なにも問題ありませんよ」
俺「じゃあ久しぶりに朝ごはん頂こうかな?」
モモ「分かりました、すぐお持ちしますね😊」
7:41
俺「はぁ〜食べた食べた✨ごはん2杯も食べちゃったよ💧」
テレサ「良かったです」
スーーー…
モモ「あの、よろしいでしょうか?😊」
俺「あ、モモさん、朝食美味しかったです!」
モモ「それは良かったです😊」
俺「ところで何か用事でもあるんですか?」
モモ「ええ、実は今日伺う畑の持ち主が、少し時間を早めてくれないかとのことで…」
俺「ああ、全然構わないよね?テレサ⁈」
テレサ「あなたがよろしければ大丈夫です」
俺「ならOKだ!出かける準備ができ次第、出発します!」
モモ「よろしくお願いします😊」
8:16
俺「よし!いつでも出れるぞ‼︎」
テレサ「あの…」
俺「ん?」
テレサ「少しだけお話よろしいですか?」
俺「あらたまってなんだいテレサ?」
テレサ「実は私の口からあなたに伝えなければならない事があります」
俺「うん…なんだろ?」
テレサ「本日、畑の持ち主のところへ伺うのですが、それによりあなたにとって少しばかり大変な事が起こります」
俺「ええっ!どうゆうことだい?」
テレサ「事情は追々説明することになってしまいますが、これだけは信じてください」
俺「ゴクリ…」
テレサ「あなたは私にとって本当に大切な人です、だからそれだけは信じてください」
俺「あ、そうなの?💦し、信じるよ、ていうかテレサに対しては信頼もしてるし、うん、いつも信じてるから!」
テレサ「ありがとう」
俺「あれ?」
テレサ「☺️」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん6
俺とテレサとポジィブじいさん5 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/22
12:12
俺「いいお湯でした✨」
モモ「おかえりなさい😊お食事の準備ができています😊」
俺「お〜これは?鍋⁇」
モモ「はい、猪鍋です😊」
俺「へ〜、ジビエって言うと臭いがキツいイメージだけど、なんか甘い香りがするね」
モモ「昨日獲れたてのかなり新鮮な猪を今朝丁寧に捌いていますので鮮度はかなりいいはずです😊」
俺「へ〜!魚は…これは何?😅」
モモ「ヤマメです、海面上昇のため現在の川魚は養殖となりますが、天然ものに近い状態を維持して育てていますので、お味は間違いないかと…😊」
俺「ありがたいありがたい✨」
モモ「山菜は春にならないとあまり採れないのですが、今回は今が旬、ふきのとうの味噌和えをご用意しています😊」
俺「も、もうがまんできないよ…食べていいかな?」
モモ「ごめんなさい、ぜひご堪能ください😊」
テレサ「ふふふ」
俺「いただきまーす‼︎」
13:43
俺「こんなに美味しいの食べたは実家に居た時以来だよ…ふ〜」
テレサ「良かったです、私も少しだけ頂けました」
※テレサは肉、魚以外であればクリーン・エネルギーに変換できる。
俺「山の命に感謝だよね✨」
テレサ「本当ですね」
俺「ところで、他の野菜、これは…」
モモ「白菜に白ネギ、キャベツなどの冬野菜ですか?😊」
俺「うんうん!野菜ってこんなに美味しかったっけ?💦」
モモ「ジビエや川魚、山菜や野菜はこの近く住んでいる方から仕入れています😊」
俺「へ〜そうなんだ、畑とかもあるのかな?」
モモ「はい、これら野菜は自然農法で作られているようです、農薬はもちろん使用しておらず、肥料などは独自で改良し安全かつ美味しい野菜を育てているとの事です😊」
俺「うわーーー!その畑も見学したくなってきた‼︎…あ、でも明日は座標の場所へ行かなきゃだね、テレサ😅」
テレサ「それが……」
俺「ん?💦」
テレサ「どうやら座標の位置の周辺に自然農法の畑があり、その持ち主の家が座標地点となっています」
俺「え???」
テレサ「早く知らせようかと思ってたのですが…ごめんなさい」
俺「いや、ちょうどいいじゃない!畑も座標地点も同じ場所!こんな偶然凄すぎるよ‼︎」
テレサ「そうですね」
俺「行こうよ明日!今回のテレサとの旅行、ミラクル多過ぎてびっくりだよ✨」
テレサ「良かったです、本当に良かった…」
俺「モモ、明日はその畑の持ち主さんに会いに行こうと思うんだけどいいかな?」
モモ「はい、後ほど話をしに伺います、おそらく大丈夫だと思います😊」
俺「お願いします!」
テレサ「……」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん5
俺とテレサとポジティブじいさん4 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/22
8:18
俺「けっこう揺れてスリリングだったね」
テレサ「ごめんなさい💧」
俺「あ、いやいやそんな意味じゃ…💧」
テレサ「今回の宿泊先は新旧織り交ぜたバリエーションにしてみました」
俺「おおーいいね〜♪」
テレサ「初日は古民家風宿、天井が吹き抜けとなっていて3本の太い梁が見ものです」
俺「楽しみだなぁ〜」
テレサ「では参りましょうか」
俺「行こう!」
8:27
俺「いい佇まいだな〜…以前、高尾山へ来た時は無かったよね?」
テレサ「はい、実は2050年11月に建て終えたばかりの宿です、温泉も引いてありますよ」
俺「最高じゃない!」
テレサ「食事も山の物をメインに山菜、川魚、ジビエ料理なども楽しめます」
俺「いいねぇ〜✨」
テレサ「ふふ…」
俺「あれ?今なんかテレサ笑った?」
テレサ「ごめんなさい、普段のあなたとは違いはしゃいでいる感じがしたので…」
俺「いや、だってテンション上がるよ〜、初日からテレサと一緒にこんな素敵な宿に泊まれるんだから…」
テレサ「良かったです」
俺「テレサはテンション上がらない?」
テレサ「まだアブソルブが足りてないんですかね…」
俺「6年以上経ってるから、最初出会った時よりかなり人間ぽくなってはいるから別にいいんだけどね」
テレサ「そうですか?」
俺「うん、全然違うよ」
テレサ「良かったです」
俺「さあ、中に入ってゆっくりしますか!」
テレサ「はい」
カラカラカラ…
「いらっしゃいませ😊」
俺「あれ?無人じゃないんだ…」
テレサ「今回の旅をキャスティングしてくれる…」
モモ「モモです😊」
俺「あ、よろしく…モモさんは人間?」
モモ「いいえヒューマノイドです😊」
俺「あ、そうなんだ…よろしくね」
テレサと同じくらい小柄で可愛らしいな…
テレサ「モモさん、よろしくお願いします」
モモ「はい、なんなりとお申し付けくださいね😊」
俺「温泉が引いてあるって聞いたけど今入れるかな?」
モモ「はい、こちらのお湯はやや熱めの42度となっており、源泉から直接引いている掛け流しとなっています😊」
俺「おおーいいっすねー✨」
モモ「ではお食事はご入浴の後、30分後にご用意しますね😊」
俺「よろしくモモさん!」
ザッバーーーン♨️
俺「うひゃー‼︎ちょっと熱いけど気持ちー✨」
テレサ「pHも安定してていいお湯ですね」
俺「俺はしゃぎすぎ?テレサ⁇」
テレサ「いや、お休みだからいいと思いますよ、たくさん楽しまないと…」
俺「そうだよね!あ〜…まさかの露天風呂とはありがたい✨」
テレサ「贅沢ですね」
俺「ジビエ料理なんて食べた事ないから食事も楽しみだよ〜」
テレサ「ふふふ」
11:57
俺「ふぅ〜…あったまった♨️」
テレサ「どうします?少し湯ざましに散歩しますか?」
俺「そうだね、湯冷めしない程度に…ああそうだ、あの座標ってどの辺か分かった?」
テレサ「はい、実は…、ここからそう遠くない所でした…」
俺「え?ほんと⁇」
テレサ「歩いて15分程のところです」
俺「じゃあさ!明日そこ行ってみない?」
テレサ「え?」
俺「なんか探検気分も味わえるじゃない⁈」
テレサ「………」
俺「だめかな?💦」
テレサ「いや、正直驚いてしまって…以前高尾山に来た時よりもその…」
俺「はしゃいでる?」
テレサ「はい、前回は私が進めたコースをただただ普通に楽しんでたなと…」
俺「なんか…テレサに対し遠慮が無くなった?💦」
テレサ「いえいえ、私はあなたが楽しんでくれればくれる程とても嬉しいんです」
俺「そか…😅、なら決定だね!」
テレサ「はい」
俺「じゃあそろそろ食事を堪能しますか‼︎」
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん4
俺とテレサとポジティブじいさん3 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/22
6:31
俺「んん…テレサおはよぉ〜」
テレサ「おはようございます、トピックス他の情報は?」
俺「休みの間はいいよぉ〜…」
テレサ「分かりました」
俺「旅行先での着替えとかはどうしたんだっけ?」
テレサ「それぞれ現地に到着しています」
俺「ありがとぅ……」
テレサ「どういたしまして、コーヒー淹れてありますよ」
俺「あ、サンキューぅぅ…」
この時俺はすでに休みモードになっていた。
7:21
テレサ「目は覚めましたか?」
俺「うん…だいぶ」
テレサ「良かったです、旅行前なのでメディカル・チェックを行います、こちらに立っていただけますか?」
俺「あ、はい…」
ドタっ‼︎
俺「あ、」
椅子から立ち上がった瞬間、テーブル上に飾ってあったモルダバイトが床に落ちて半分に割れた。
俺「ありゃー…やっちゃった…💧」
テレサ「怪我はありませんか?」
俺「あ、だいじょぶだいじょぶ…これ、割れちゃったね…💦」
テレサ「そうですね…」
俺「あれ?」
テレサ「はい、なにか刻まれてますね」
俺「うん…」
割れたモルダバイトの断面を見ると、レーザー彫刻っぽい感じで何かが刻まれていた。
俺「35.624922,139.240569?あとこの下のはなんだろ?」
俺「あー、子供の頃なんとなく見た覚えがある…ちょうど割れたとこだけど読み取れそう?」
テレサ「試してみますね」
俺「………」
テレサ「ちょっと難しいです」
俺「そかー💧数字の方は?」
テレサ「これは座標のようですね」
俺「座標?」
テレサ「あ、車が到着しました」
俺「早いなー…」
テレサ「メディカル・チェックはすぐ終わりますので大丈夫ですよ」
俺「あ、そっか…じゃあお願いします」
テレサ「はい」
8:00
俺「忘れ物は無い…と……」
テレサ「大丈夫です」
俺「あ、そうだ!モルダバイト‼︎」
テレサ「座標は取り込んでありますが、必要ですか?」
俺「あ、ならいいか…また5日後に帰ってくるし…」
テレサ「はい、では出発でいいですか?」
俺「よろしくねテレサ」
テレサ「はい、今日は少し気流が不安定なので離陸時だけ注意してください」
俺「分かった」
そうして俺とテレサは高尾山へ向けて飛び立った。
左後方にある富士島を眺めながら…
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん3
俺とテレサとポジティブじいさん2 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/21
6:53
俺「ん…」
テレサ「おはようございます、トピックス他の情報は?」
俺「今日から休みだからいいや…」
テレサ「はい、MLモードがオンのままですがどうしますか?」
俺「今日は1日オンのままでいいよ…」
テレサ「分かりました、あっ…」
俺「ふふふ」
MLモード=俺のE・R・Oレベルの上昇を感知し、メイクラブに特化した状態になる。
7:11
俺「やっぱりTENGA社のヒーリング・ホールEXが1番だな…」
テレサ「Sethが残り僅かですが注文しますか?」
Seth=依存性や身体的にも害が無い(とされる)合法ドラッグ、感染症予防のワクチン配合。
俺「あ、そっか…旅行へも持っていきたいし頼むよ」
テレサ「分かりました、1時間後に届きます」
俺「Netflixで一緒に何か見ようか…」
テレサ「はい、先日まで見ていた海外ドラマがまだ途中ですがどうしますか?」
俺「あー、今日はまたヘルター・スケルターを見たいな…」
テレサ「好きですね」
俺「よろしく」
テレサ「はい」
そうして俺はテレサと映画やドラマを見たり、じゃれあったりして2051年1月21日を楽しんだ。
21:57
俺「ふぅ〜…今日は久々に癒されたなぁ〜」
テレサ「良かったです」
俺「テレサのおかげだよ」
テレサ「ありがとうございます」
俺「テレサが俺と出会ってから何年経つかな?」
テレサ「6年と256日ですね」
俺「もうそんなに経つか〜…」
テレサ「………」
俺「これからもずっと一緒に居てくれるかな…」
テレサ「あなたがお望みならばずっとそばに居させていただきますよ」
俺「ふぅ…」
テレサ「…」
俺「じゃあ明日から旅行だから、ちょっと早いけどもう寝ようか?」
テレサ「そうですね、チャーターしたウーバーの車は8:00到着で良かったですよね?」
俺「うん」
テレサ「確定しました」
俺「じゃあおやすみ」
テレサ「おやすみなさい…」
久しぶりにゆっくりとした時間をテレサと過ごし1日が終わった。
翌朝ちょっとした事件が起きることをこの時はまだ予想だにしていなかったが…
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん2
俺とテレサとポジティブじいさん1 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/20
14:61
俺「ああ、意外と早かったなぁ」
テレサ「どちらにお運びしますか?」
俺「ミールは…今日はここでいいかな…もうひとつも…あ、いやどっちも俺が持ってくるよ」
テレサ「分かりました」
「スーーーーーー……」
俺「テレサ、新しいHスーツだよ」
テレサ「ありがとうございます、さっそくデータを転送しますか?」
俺「頼むよ」
「ピピ…ピピピ……」
テレサ「今までのHスーツもいつもどおり保管しておきますか?」
俺「頼む」
俺は物が捨てられない性格という訳では無いのだが、歴代のテレサのHスーツだけは捨てられずにいた。
「スーーーーーーーー」
Hスーツ=ヒューマノイド・スーツ
ほぼ人間と変わらないAI専用の着ぐるみ。
テレサ「以前のものに比べて、稼働領域が6%、スキンフィールが14%上がったようです」
俺「つい新しいモデルが出るとね…💦」
テレサ「表情パターンもかなり多くなりましたね」
俺「顔と、身長や体重は変えてないけどね」
俺は低身長が好み、抱き心地がちょうどいいからだ。
俺「さあ、メシにしよう!」
テレサ「はい」
ちなみにテレサ専用のミール(野菜由来ならほとんどOK)もあって、一緒に食事を楽しむ事ができる、それによりクリーンエネルギーが作られ消費電力を節約できる(オプション)。
テレサ「こちらのHスーツ、HSSDの容量がかなり増えましたね」
HSSD=ハイパー・ソリッドステート・ドライブ。
俺「クラウドに保管したくないデータを入れておきたいからね」
テレサ「安全ですね」
俺「うん」
その後、1時間くらいテレサとの食事を楽しんで、16時まで仕事をした。
16:01
テレサ「今日はオーバーワークでしたね」
俺「うん、ま、でも明日から1週間は休みをとるから…ん〜そうだな…どこか旅行でも行こうか」
テレサ「いいですね」
俺「テレサは行きたい所とかある?」
テレサ「おすすめは…」
俺「じゃなくて、テレサ自身が行きたいな…って思う所だよ」
テレサ「………」
俺「………」
テレサ「また高尾山へ行きたいです」
俺「高尾山?」
テレサ「はい」
俺「高尾山かぁ〜、よし!そこにしよう‼︎」
テレサ「楽しみです」
俺「じゃあ明日は1日ヤードでゆっくりして明後日の朝に出発!Airbnbで泊まるとこ押さえといて」
ヤード=家。
テレサ「分かりました、4日間同じところがいいですか?」
俺「せっかくなら日替わりで」
テレサ「予約しました」
俺「ありがとう」
テレサ「どういたしまして、楽しみです」
俺「じゃあバスルームへ行こうか」
テレサ「はい」
テレサとの旅行を楽しみに、この日は1日を終えた。
明日は1日中テレサとヤードでゆっくりし、いよいよ明後日出発だ。
つづく
俺とテレサとポジティブじいさん1
2051/1/20
5:21
俺「おはようテレサ」
テレサ「おはようございます、コーヒーはできています」
俺「ありがとう」
テレサ「どういたしまして」
俺「今朝までのトピックスなどを教えて」
テレサ「はい、昨夜21:00時から今朝5:21時までのトピックスをお知らせします。
深夜3:00時に1LCコイン$63,734.701まで上昇、現時点でのSB平均株価は¥528,523.26、1エチオピア・ブルは¥231です。」
俺「他になにかある?」
テレサ「はい、昨夜21:00から今朝5:00まで水位が270mm下がっています、あと昨夜注文した名称不明の商品が3つすでに届いていますがひとつスキャン中にエラーが発生しています」
俺はAIに趣向を悟られるのが嫌だったので、注文する商品の名称を読み取らないようセッティングしていた。
俺「エラーの商品はまだボックスにある?」
テレサ「はい、それ以外はデスクの上に置いておきました」
俺「分かった、ありがとう」
テレサ「どういたしまして」
俺「さて…」
俺はエラーが発生した商品を確認するためボックスを開けた。
中には注文したものとは明らかに違う形状とサイズのものが入っていた。
俺「ん?これは注文したものとは違うな…テレサ、次はディテイルスキャンしてくれないかな?」
テレサ「分かりました」
※ディテイルスキャン=さらに詳細にスキャンすること
テレサ「ディテイルスキャンの結果、これは注文されたものとは違うようです」
俺「そか、どうしてこれが届いたの?」
テレサ「誤配送ではないとウーバーポストの担当は申してます、宅配ドローンにも確認しましたが、やはり間違いはないと…」
俺「所有権は?」
テレサ「はい、あなたに有ります」
俺「開けてみるよ」
テレサ「はい、危険物では無いので問題ありません」
それは握りこぶしほどの大きさ、表面はでこぼこだが円形で半透明の深緑色、かなり乱雑なラッピングが施されていた。
俺「ん?これは…なんだ?」
テレサ「似たような形状から検索しましたがヒットはしませんでした、素材はモルダバイトです」
俺「モルダバイト?」
テレサ「はい、20年前まで存在した国、チェコ原産の天然ガラスです」
俺「なんでそんなもんが届いたんだ…?」
テレサ「今ウーバーポストに問い合わせたところ、送り主の所在地は東京だそうです」
俺「東京?」
テレサ「はい」
俺「東京って25年前に水没した場所だよね?」
テレサ「そうです」
俺「そんなところからウーバーポストで届くもん?」
テレサ「配達希望日時を設定していたとの事で、長野県にあるウェアハウスで保管されていたそうです」
俺「エラーの原因は?」
テレサ「おそらく宛名が不明なのと、コードタグの経年劣化だと思われます」
※コードタグ=住所や宛名などが記憶されている電子タグ
俺「確かにコードは読み取れないくらい損傷してるよね…」
テレサ「はい、このコードタグでは私でも読み取りが不可能です」
俺「そか…まあ誤配送じゃないのなら、デスクの上にでも飾っておくか…」
テレサ「………」
俺「じゃあ仕事をはじめるからサポートよろしくテレサ」
テレサ「はい、よろしくお願いします」
こうして25年前に水没した東京から天然ガラスが届いた以外、俺はふだんと変わらない日を過ごした。
しかし2日後、俺はこの天然ガラス、モルダバイトにとある異常を発見するのだった。
つづく
ただポジティブなだけじゃ頭がお花畑🌼【ポジティブシンキングの処方箋】
ども!ポジティブおっさんです🤗
今回は『ただポジティブなだけじゃ頭がお花畑🌼』ということについてお話したいと思います。
※記事は持論ではなく、ググって調べてアウトプットしています😅
ポジティブシンキングの勘違い
よくものごとや問題などに対し前向きに考える事が『善』とされるけど、すべてポジティブに考えるという行為は様々な危険が生じるという事を知ってます?
たとえば重大な過ちをおかした際、
「くよくよ落ち込んでても仕方がない、早く忘れて前向きに生きよう」
とか、
「この過ちは自分だけのせいではないから、ひとりで落ち込んでても仕方がない」
というような、その過ち事態を無かったことにするようなケース。
これをポジティブと呼ぶのはちょっと違うと思うんだ。
プロのアスリート選手であれば、瞬時に気持ちを切り替えなければならないけど、プレーや演技が終わった後はしっかりその『ミス』を受け入れたりしてる。
そうしないと成長しないし、過ちを軽視することにより、また同じミスを犯す確率が上がるからだ💦
また他人を励ます時に、とにかくポジティブな方向の話をし過ぎるのもNG🙅♂️
ただポジティブならすべてOKというような話では無いのだ!
正しいポジティブシンキング
ポジティブシンキングを拗らせると、下手すれば『サイコパス』になってしまう。
「周りは間違ってる!オイラの考えだけで突き進んでやるっ‼︎」
自己の反省をせず肯定し続けるタイプのポジティブシンキングは多くの弊害をもたらす。
正しいポジティブシンキングは、最初ネガティブになることが基本。
んで、きちんとその問題と向き合って、受け入れ、解決策へと進んでからようやくポジティブシンキングを活用するのだ‼︎
そうすれば、次回から同じような過ちも起こしにくくなるし、自分の成長へと繋がる✨
そもそも解決の糸口が見つからない
「んなこと言ったって、問題がデカ過ぎて奈落のドン底から這い上がれる気さえしないよ‼︎」
そんな時はリフレーミングが効果的✨
人は往々にして物事をひとつの視点からでしか見れないもの。
枠(フレーム)が決まっちゃってる💧
その枠を再構築して、ものの見方を変えるのがリフレーミングだ✨
コツは問題から目は避けず、見方を色々変えてみる。
たとえば、ブログが続かなくなって困ってしまって🐶な場合。
「テーマのジャンルを絞り込みすぎちゃってネタが無くなっちゃったよ…💧」
特化型のブロガーならあるあるじゃないすか?
んじゃリフレーミングしてみましょ💖
- ネタが思い浮かぶまでブログはお休み💤
- テーマの幅を広げる🌏
- 同じジャンルのブログを参考にする💻
- 古い記事からリライト🖋
- 雑記に変換🚮
- クラウドソーシングでライターに丸投げ🥎
- 完結🔚
最後のふたつは避けたいけど、他はなんとかなりそうじゃない?
出た答を前向きに突き進む
そうやって答が出たら、あとは突き進むのみ🏃♂️
失敗したり、壁が立ちはだかったりしてもまたその時に同じことをすればいいのだ♪
たとえ「やっちまったなー😂」ってなっても、経験値は増えたし次に生かす事ができるのだから、いーではないか😆
と、過去のオイラに言い聞かせたところでそろそろまとめます✨
まとめ
✔️ポジティブを履き違えるな!
✔️問題と向き合い受け止めて次に生かせ!
✔️失敗は成功の母!
✔️経験と知識を得るために俯瞰でものごとを見ろ!
✔️失敗を恐れず猪突猛進!🐗
これからも、これらを意識していきたいと思います‼︎
んじゃまたねー🤗
ゆるキャン△聖地巡礼⛩見付天神
ども!ポジティブおっさんです🤗
前回の御前崎に引き続き、今回は静岡県磐田市にある見付天神へ聖地巡礼しにきました‼︎
ではさっそくGO!GO‼️🏃♂️
見付天神
この鳥居の先に駐車場があります🛵
2番目の赤鳥居⛩
右になにかいますねw
見付の里を毎年8月に襲った魑魅魍魎(妖怪)らを長野県からここ磐田まで来て退治した『霊犬しっぺい太郎』が鎮座🐩
本殿✨
残念ながら『願かけ牛』は工事中のため近づけず…💦
どんな工事かというと…屋根の葺き替え工事とのこと!!!
青く錆びた屋根がキレイになるっ✨(また来ないと😅)
なんとか『志摩リン』がお参りをしたアングルw📷
屋根の仕上がりが楽しみです😆
おまもり可愛すぎっ😻
さぁ!太郎の神社へまいりますか!🚶♂️
『つつじ公園』を抜けて…🚶♂️
(つつじが咲く頃また来たい!)
着いた===!!ここで〜す♪
最近はペットの健康祈願でも有名だそうです🐶
霊犬神社の左側にひっそりと『太郎のお墓』があります。
美味しいおやつ
ということでこの辺で見付天神は終わりますが、帰りにおすすめのお店をご紹介✨
JR磐田駅近くにある『みどりや支店』の『あづま焼』♪
カスタードとあんこの2種類から選べます 👇それぞれ110円!
ぜひアツアツでお召し上がりください😆
せっかく磐田に来たのなら味わっていただきたい一品っ‼️
あれ見ると『ソロキャン』行きたくなるんだよね…w
って感じで今回はこれまでです!
んじゃまたねー🤗