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俺とテレサとポジティブじいさん14

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俺とテレサとポジィブじいさん13 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム

 

2051/1/24

7:14

ポジじい「今日は俺君とテレサが家族になった日じゃ、宴を開きたいが良いかの?」

 

俺「ありがとうございます!」

 

テレサ「では次に予約した宿でという事でいいかな…」

 

モモ「今回、予約した宿はすべてポジじいの所有物だから、どこの宿でもOKですよ😊」

 

俺「テレサはどこがいい?」

 

テレサ「あ、わたし…私が決めていいの?」

 

俺「もちろんだよ!好きな宿どこでもいいからさ😊」

 

テレサ「うん💦じゃあやっぱり…この古民家風のお宿✨……俺君…いい?」

 

俺「俺もけっこう気に入ってるんだよ、露天風呂が気持ちいいしさ✨」

 

モモ「😊」

 

ポジじい「そうか、ならばこの宿で宴に決定じゃ〜✨」

 

11:57

ポジじい「青年…おぬしはイケる口か?🍶」

 

俺「え?いや…俺、非合法の物はやったこと無いです💦ってかそれなんですか?💦」

 

ポジじいの傍に一升瓶があり、中には白く混濁した液体が入っていた。

 

ポジじい「これはどぶろくじゃよ✨」

 

俺「どぶろく?」

 

ポジじい「そうじゃ、米とこうじで作った手作りの酒、日本酒の原型じゃなw」

 

俺「た、試してはみたいですが…イリーガルなのはちょっと…💦」

 

モモ「ポジじいは酒類研究者で酒造許可を得てるんですよ😊」

 

ポジじい「酒は糖質も多いし、アルコールだから内臓にも悪い、じゃがそれでもこの旨さがやめられんくてのぉ…💕」

 

俺「それってアル中じゃないですか💧」

 

ポジじい「だが、かの昔、酒は百薬の長と呼ばれており、なんとか人間の体に負担が掛からぬような物を研究しておるのじゃよ…」

 

俺「確かに興味はありますし…ただ俺がそれを飲んでも捕まらないですか?💧」

 

ポジじい「酒造許可を得ている者の元でなら、同意さえあればモニターとして扱われるので大丈夫じゃよ✨」

 

俺「ならば試してみます😅(今回は色々モニターになるな…💧)」

 

ポジじい「モモ、あの備前焼の盃を4つ頼む」

 

モモ「ハイヨロコンデー!😊」

 

ポジじい「ところで青年、おぬしがたまに口に咥えてるそれはなんじゃ?」

 

俺「あ、これはSethです、合法です💦」

 

ポジじい「今の若者の趣向品って事じゃな?w」

 

俺「試しますか?」

 

ポジじい「なら後でいただこうかの」

 

俺「はい」

 

ポジじい「とりあえずどぶろくで乾杯じゃ」

 

12:12

ポジじい「え〜この度は、俺君とテレサの婚礼を祝い、この宴を開催する…えぇい!めんどくさいのは抜きじゃ!」

 

 

「乾杯‼︎」

 

 

テレサ「美味しい…🍶」

 

俺「うん…見た目とは違い、味が優しくて甘い…w」

 

モモ「うん、美味しいです…良いお酒が完成しましたね😊」

 

ポジじい「今日はワシが料理をするから、楽しみにしといてくれ…モモもたまにはゆっくり…な✨」

 

モモ「ポジじい、ありがとうございます😊」

 

 

12:33

俺「これが酒かぁ〜…子供の頃おばあちゃんが好きでよく飲んでたよ…非合法になってから飲めなくなって、そしたら亡くなっちゃったけど…💧」

 

テレサ「辛かったね💧」

 

俺「まあでも、なにかの病気とかでは無く、老衰だったし…100歳以上生きたから亡くなった時はみんなそこまで悲しんではいなかったな…」

 

モモ「としこさん、いい人でしたよね😊」

 

俺「ああ、そうか…モモもテレサも俺が10歳の頃から…」

 

テレサ「私は直接お会いしたことは無かったわ…監視とはいえ、最初はできるだけプライバシーに触れないよう気をつけてたから…、6年と259日前からはずっと一緒だったけど💦」

 

俺「そうなんだ…💧ずっと探偵みたいに張り付いてたのかと…w」

 

テレサ「俺君のメディカル・チェックを月に1度と危険な目に合いそうな時だけ接触してたの…」

 

俺「メディカル・チェックはいつ?」

 

テレサ「あなたがスマホを使う時にこっそり…💧」

 

俺「なるほどね!」

 

モモ「私たちAIが肉体を持ちヒューマノイドとなったのはここ15年くらいなのですよ😊」

 

俺「ああ、そうそう!中学生の時ニュースになってて、おばあちゃんにせがんだもの…ヒューマノイドが欲しいってwww」

 

テレサ「ふふふ💕」

 

モモ「😊」

 

俺「モモはおばあちゃんに会ったことあるんだ」

 

モモ「はい、俺君のおばあさまはポジじいの恩人です😊」

 

俺「え?じいさんとも知り合いだったの???」

 

モモ「はい、おばあさま…としこさんはポジじいが通っていた小学校の先生、悩み事などをよく聞いてくれ、ポジじいにとってよき理解者でありました😊」

 

俺「おばあちゃん…」

 

モモ「今のポジじいの人格は、としこさんから学んだ部分が多いようです😊」

 

俺「そうなんだ……、ところでちょっとばかり疑問があるんだけど💦」

 

モモ「はい?😊」

 

俺「ポジじいって…あれからずっと釜爺のモノマネして無い?w」

 

テレサ「ふふっ」

 

モモ「バレてたのですね?😊」

 

俺「だって、あんなにベタな喋り方する老人っている訳無いじゃんwww」

 

テレサ「ポジティブおっさんは昔からああなのよ…私も綾波レイとかになりきった事もあるし笑、ツッコまれるまでやるルールみたいになってるの笑」

 

俺「なにそれ楽しそうw」

 

モモ「俺君さんにツッコんで欲しいんでしょうね😊」

 

俺「マジかwww」

 

 

 

 

 

ポジじい「はいはい…待たせたようじゃの…」

 

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テレサ「豪華ですね✨」

 

風情のある大きなテーブルの上には、山の幸や海の幸が豪華に並べられた。

 

俺「じいさん、ありがとう…テレサと俺のためにここまでしてくれて…」

 

 

ポジじい「愛じゃよ、愛じゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺「それダンブルドア校長やんけー‼︎」

※釜じいは「わからんか。愛だ、愛」

 

 

 

つづく

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