俺とテレサとポジティブじいさん11【俺とモモ編】
俺とテレサとポジィブじいさん10 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
2051/1/23
11:34
ポジじい「どうじゃ?」
俺「カーシェアリングはいいですが、テレサシェアリングはちょっと…💧」
テレサ「俺君…ごめんね…」
俺「え?テレサはいいってこと?」
テレサ「………ごめん」
ポジじい「まあ、まだ昼前じゃ、山の幸をご馳走するから夕刻までに決めてくれたらええぞ」
俺「あ…はい……」
テレサ「………」
こうしてポジティブじいさんの家で本来ならば美味しいはずの食事をいただいた。
その間、例のブログも読んだが、なにか釈然としないまま夕方になった。
テレサはずっと黙ったままだった。
俺「じいさん、テレサの話…分かりました、テレサは承諾してるのに俺ばかり反対しててもと思ったんで…」
テレサ「………」
ポジじい「そうか、それはありがとう、明日の朝1番で帰すからな」
俺「はい…」
俺とモモ編
17:16
俺は、じいさんの家にテレサを置いたままモモと宿へ帰った。
モモ「俺君?😊」
俺「うん…」
モモ「俺君?😊」
俺「ごめん…ちょっと今…話す気力が無い…」
モモ「テレサさんが心配?😊」
俺「テレサと話があるから…って事だったけど、じゃあ話ならリモートでできるじゃんって言っても漏洩したらまずいとか…」
モモ「そんなこと言われてもね…😊」
俺「ブログは読んだけど、あの時のテレサはじいさんに対し気があるような感じもしたし…」
モモ「あんな内容じゃ…やきもち焼いちゃうよぅ…😊」
俺「………」
モモ「えっとぉ……俺君‼︎せっかく旅行に来たのだから…一緒に温泉にでも入って現実逃避しませんかぁ?😊」
俺「え?💧」
モモ「うんうん😊」
17:58
俺はモモとふたりで温泉へ入った。
俺「ふぅ〜〜〜」
モモ「疲れちゃいましたか?😊」
俺「今まで生きてきた中で1番かも…ははは…💧」
モモ「うんうん…じゃあ温泉でリラックスしないとね😊」
俺「ここのお湯…すごくいいよね💧」
モモ「ふむ…では説明しよう‼︎こちらの泉質は単純温泉でpHは弱酸性、効能は腰痛、肩凝り、神経痛、ストレス…😊」
泉質の話なんか耳に入らなかった。
なぜなら…俺はテレサ以外のヒューマノイドと一緒にお風呂に入ったことが無かったからだ。
俺「え?」
と、突如、モモが俺の肩にそっと手を置いた。
モモ「マッサージしましょうね〜😊」
そして絶妙な力加減で俺の肩を揉みはじめた。
俺「💦………」
モモ「どうですかぁ〜?痛く無いですかぁ〜?😊」
俺「あーーー…きもちぃぃぃ…♨️」
モモ「ふんふんっ♪😊」
しかし…モモの体が微妙に背中に当たる事に意識が向いた瞬間…
俺「ぁ…💧」
モモ「ん〜…カチコチですねぇ〜😊」
俺「あ、いやその…💦」
モモ「あれだけのショックを受けたのだから肩もコリますよねぇ〜😊」
俺「あ、うん…💦」
モモ「ふんふんふんっ♫😊」
この時、すでにテレサの事を忘れかけていた…と次の瞬間モモが俺の耳元でささやいた。
モモ「俺君…MLモード、オンにしますか…?😊」
俺「え?…ええ⁇💦」
ちょっとそんな気分になっていたのは確かだが、でも…それってどうなんだ?
モモ「😊」
俺「あ…あの…モモ…、MLモードオンで……💧」
モモ「分かりまし…ぁんっ!」
18:33
哺乳類は身が危険に晒されると『転移行動』を行うという。
それは過剰なストレスを受けた場合も同様で、激しく発情してしまうとのこと…
モモ「どうでしたか?😊」
俺「き…気持ちよかったです…💧」
モモ「ヒーリング・ホールEX2.0の感想を伺いたいです😊」
俺「え?💦」
モモ「😊」
俺「ヒーリング・ホールEX2.0って事は…まだ販売してないからつまりは…」
モモ「はい、たった今俺君はヒーリング・ホールEX2.0のモニターになりました😊」
俺「えええーーー‼︎」
モモ「率直な感想を頂けたらと…常時TENGA社にフィードバックを送ってますので😊」
俺「あ、え…えっとですね…あの、その……💦」
モモ「😊」
俺「も一回試していいですかーーー‼︎」
モモ「ぁんっ…💕」
ワイは猿や!ただの猿やぁぁぁあああ‼︎
モモは色々察してくれてたのだと思う。
「嗚呼、コイツ今超絶弱ってんなー」って…
しかし…俺の顕在意識からテレサやじいさんの件などがこの時だけは消えたのは事実…
モモは俺が話す事をすべて肯定し、今1番気持ちが楽になるであろう方法で癒やしてくれた。
本当にモモには感謝しきれない思いだ…💧
つづく