2030【7】
2030【6】 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム
👆前回の話
テレサ「クリス、なにかあったの?」
クリス「あ…大丈夫よ、テレサ…後で話すね」
ケン「冷静沈着なクリスらしくないなw」
クリスに何があったのかテレサは少し心配だったが、本来のこの業務を覚えるというミッションに集中することにした。
テレサ「ケンさん、もうすぐ夕方になりますけどお客様への対応を教えてください」
ケン「あ、そうだね…テレサは接客はどう?できる?」
テレサ「一般店舗からホテルなどのハイエンドな接客まで行う事が出来ますが…」
クリス「凄いねテレサ…💧」
ケン「あ〜、敬語は必須だけど、あまり堅苦しくならない程度の接客ってできる?」
テレサ「はい!できます」
ケン「あ、じゃあそれでお願い😉」
テレサ「分かりました」
クリス「ケン、私は持ち場に戻るけど引き続きテレサをお願いね」
ケン「了解!クリス‼︎」
クリス「テレサ、無理せずやってね」
テレサ「あ、うん…クリスありがとう」
クリス「また後で迎えに来るからね😌」
その後、天気予報通り夕方から天気が崩れ始めたが、そこまで酷い訳ではなかったので雨具と食材が幾つか売れた程度でその日の営業時間が終了した。
ケン「いや〜テレサおつかれさま」
テレサ「ケンさん、おつかれさまでした」
クリス「おつかれ〜✨」
テレサ「クリス!」
ケン「おつかれ!いやクリス、テレサの接客めちゃくちゃ良かったよ✨」
クリス「でしょ?テレサは何をやってもそつなくこなすって私分かってるから」
ケン「ほぉ〜…さすがリーダー、優れた洞察力だなw」
クリス「あ〜、またバカにして…」
テレサ「ふふふ☺️」
クリス「じゃあテレサ、行くわよ」
テレサ「?」
クリス「村長から業務終了後にふたりで来てって言われてるから」
テレサ「うん」
クリス「じゃあ行きましょ」
テレサ「うん」
ケン「クリス、テレサは明日もここ?」
クリス「ざーんねん!さっき村長にケンがテレサをコキ使ってるって話したら明日は変えようだってさw」
ケン「えーーー💦」
クリス「じゃまた明日ね、ケン」
テレサ「ケンさん、またお願いします☺️」
テレサとクリスは、僕が居る管理棟へと向かった。
クリス「おつかれさまです、村長」
テレサ「おつかれさまです」
僕「おつかれさまでした、夕方からの悪天候大変だったね💧」
クリス「いえ、それほど酷くならずお客様も、皆様それなりに雨キャンプを楽しまれていたようで幸いでした」
僕「そっか〜、それなら良かった…対応ありがとう😊」
クリス「いえいえ…」
僕「テレサさんは…初日どうだった?」
テレサ「はい、クリスさんやケンさんのご指導により少しずつですが仕事を覚える事ができました☺️」
クリス「テレサさんはよくやってくれています、というか飲み込みが早いのでとても助かります」
僕「そりゃ良かった…明日も引き続きテレサの事お願いします、クリスさん」
クリス「はい、分かりました」
僕「それじゃあクリスさん、今日はもういいですよ。おつかれさまでした。帰り気をつけてください」
僕「ああ…ちょっと個別に話があるので…」
クリス「あ…分かりました、失礼します」
そう言ってクリスは管理棟を後にした。
僕「テレサ、どうだったかな?とりあえずキャンプ場の雰囲気は分かった?」
テレサ「うん…お客様の動線や安全性をよく考えて作られていて、キャンプスタイルの趣向別にエリア分けされているのが分かった」
僕「分かった?💦結構なんども試行錯誤したんだよね〜」
テレサ「来たお客様に対し最大限楽しんでもらおうってのは感じたわ☺️」
僕「ほんと?」
テレサ「うん、あとは…」
僕「あとは?」
テレサ「僕君とスタッフとの距離を感じたわ」
僕「僕とスタッフとの距離?」
テレサ「うん…」
この時僕は、テレサの言う事がまだ理解できていなかった。
そしてこの後、予想だにしなかった出来事が起こるのであった。
つづく
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