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ネガティブをポジティブに変換✨有益無益な雑記ブログです🤗

2030【5】

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ラブドールにAIを組み込んだヒューマノイド テレサとの生活がスタートした。

本式な供給を目指すべく開発元へフィードバックを送るため、僕の仕事を手伝ってもらうことになった。

2030【4】 - ポジティブおっさんはてなブログドットコム

👆前回の話

 

僕「おはようテレサ

 

テレサ「おはよう☺️」

 

僕「さっそく今日から業務を手伝ってもらいたいのでよろしくね」

 

テレサ「うん」

 

僕「じゃあ朝のミーティングから始めるね」

 

テレサ「はい村長」

 

朝のミーティングは各部署のリーダーや社員、パートの人たちとZOOMを使って行っている。

 

僕「おはようございます!」

 

スタッフ「おはようございます!」

 

僕「今日の天気は晴れのち曇りです、夕方から天気が崩れる可能性もあるので、各部署での対策をお願いします」

 

スタッフ「はい!」

 

他に昨日の売り上げや各部署からの報告内容、改善点を話した後、テレサを紹介する事となった。

 

僕「最後に新しいスタッフを紹介します、本日から皆さんの仲間入りをするテレサさんです」

 

テレサ「おはようございます、本日からお世話になりますテレサです。業務に関してまだ何も分かっておりませんが皆様の足を引っ張る事の無いよう務めて参りますので何卒よろしくお願いします」

 

スタッフ「よろしくお願いします!」

 

僕「じゃあテレサさんは…本日からキャンプ場の部署にて研修という事でお願いします。クリスさん、よろしくお願いします」

 

クリス「キャンプ場担当のリーダー、クリスです、テレサさんよろしくね!」

 

テレサ「クリスさん、よろしくお願いします😌」

 

僕「では本日もよろしくお願いします‼︎」

 

スタッフ「お願いします‼︎」

 

僕「じゃあテレサ、キャンプ場の方へ案内するね」

 

テレサ「はい、よろしくお願いします」

 

管理棟からキャンプ場までは徒歩10分ほどの距離、僕とテレサはさっそくキャンプ場へと向かった。

 

クリス「村長〜‼︎」

 

僕「クリスさん!こちらがテレサさんです」

 

テレサ「あらためてよろしくお願いします」

 

クリス「テレサさん、よろしくね😆」

 

僕「じゃあテレサさん、今日からこちらの業務内容を覚えてください」

 

テレサ「はい☺️」

 

僕はキャンプ場の研修をクリスさんに委ねる事にし、キャンプ場を後にした。

 

クリス「テレサさん…あ、やっぱりテレサでいいかしら?」

 

テレサ「はい!構いません」

 

クリス「テレサもクリスって呼んでね」

 

テレサ「いいんですか?」

 

クリス「ちょうど歳も一緒くらいだし、私の事上司というよりか仕事を教えてくれる友達ってゆー風に扱ってくれたら嬉しいな」

 

テレサ「あ、うんクリス、よろしくね☺️」

 

クリス「よろしくね😆」

 

テレサ「じゃあ私、何から覚えればいいかな?」

 

クリス「じゃあまずはキャンプサイトの見回り、昨日から滞在しているお客様が居るから何か異常があったらすぐに知らせてほしい」

 

テレサ「うん、分かった」

 

クリス「基本的な異常はドローン型のボットが報告してくれるんだけど…やっぱり細かなホスピタリティは人間じゃなくちゃ無理だから…」

 

テレサ「うん」

 

クリス「キャンプサイトはオートサイトが30張り分、フリーサイトが50張り分、コテージが10よ」

 

張り:テントを立てることを張ると言い、ひとつのテントで1張り

 

テレサ「了解」

 

クリス「じゃあお願いね!分からない事があったらこのインカムで連絡して✨私は炊事場とトイレの見回りをしてくるから」

 

テレサ「はい☺️」

 

テレサは各キャンプサイトの見回りをしつつお客様への声かけなどを行った。

そしてお昼休みの時間になった。

 

クリス「テレサ!おつかれさま✨休憩の時間よ😆」

 

テレサ「あ、クリス…おつかれさま☺️」

 

クリス「あれ?テレサお昼ごはんは?」

 

テレサ「あ…私は1日一食、朝しか食べないの…」

 

当然の事ながらテレサに食事は不用である。

 

クリス「ああ〜ファスティングね!そっか…じゃあ私だけ食事ごめんね💧」

 

テレサ「ううん…ゆっくり召し上がれ☺️」

 

クリス「いただきまーす!」

 

そうしてクリスの食事が終わり軽い雑談が始まった。

 

クリス「テレサ、午前中研修をしてみてどう?」

 

テレサ「あ、もっとクリスが付き添って細かな指示とかあると思った…」

 

クリス「ふふふ…もちろん色々あるんだけど、初日からあれもこれも言われたら疲れちゃうじゃない?」

 

テレサ「ありがとう☺️」

 

クリス「まずは現場の雰囲気に慣れてもらって、様子を見ながら業務内容を教えていくからね」

 

テレサ「よろしくお願いします☺️」

 

クリス「でもって午後からは他のスタッフにも紹介するね✨」

 

テレサ「うん!」

 

クリス「んで…いきなりなんだけど……」

 

テレサ「ん?」

 

クリス「テレサは村長の事どう思う?」

 

テレサ「え?」

 

クリス「あ、いやいや…なんていうか…ネガティブな話とかじゃなくて、私がここで働きはじめて3年になるのね」

 

テレサ「うん」

 

クリス「でもその間、村長に女っけが無いというか…結構いい歳なのになって…」

 

テレサ「クリス、村長の事…」

 

クリス「あ…まあ正直に話すけど…ずっと気になってる…」

 

テレサ「そうなのね」

 

クリス「あは、ごめんね初日から変な話しちゃって💦」

 

テレサ「ううん…なんかいいね」

 

クリス「ん?」

 

テレサ「なんでもないよ☺️」

 

クリス「他のスタッフには内緒ね💧」

 

テレサ「うん、分かった」

 

クリスが何故他のスタッフにも内緒にしている胸の内をテレサに話したのかは定かではないが、人を好きになるという感覚を持ち合わせてないテレサにとってそれは新鮮な感情であった。

 

つづく

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