コンフォートゾーンを打ち破り未知の自分を手に入れる方法
ども、ポジティブおっさんです。
今回はコンフォートゾーンについてのお話です。
コンフォートゾーンとは『今現在、居心地の良い場所』という意味で、今では当たり前のようにビジネス用語として使われています。
人間誰しも現状に居心地の良さを見出していたり、新しい世界へ飛び出すといったリスクなんて負いたくないもの。
とはいえ、今のままでは一生何も変わらないのも事実。
これを打ち破るのはやはり"行動"なのだけれど、そのことに身をもって気付かされた時の話をしたいと思います。
Yahoo!チャットバンザイ
時は2000年。
もう20年以上前の話。
おじいちゃんがロシア人というクォーターの女の子に振られたばかり(その話は後々…)のオイラは、当時話題になっていたiMac DV Indigo M7639J/A、あの丸っこくてスケルトンのiMacでYahoo!にあったコンテンツ、『Yahoo!チャット』に夜な夜なアクセスしていた🖱
オイラのその時の趣味は『音楽』♪
その中でも『ブラックミュージック』というHIPHOPやR&Bといったジャンルだった。
そのバーチャルなサークルにオイラは足繁く通ったのだw
お互い好きなジャンルだけあって、なかなかコアな情報を得たり、またそのサークルの中でなんというか、離れた場所に居ても『一体感』を感じる瞬間が幾度となく生まれたのだ。
そんな中、仲良くなった女の子がいた。
Yahoo!チャットは分かりやすく言うと『タイムライン』のようなところで話すことがメインなのだが、個別に一対一でメッセージを送り合うこともできたのです。
そんな中、オイラは仲良くなった女の子にメッセージを送った。
内容は他愛もないものだった。
「マライヤキャリーの新譜聴いた?」
そんな話題に対し、その女の子が食いついてきてくれたので、オイラはますます楽しくなり毎晩のようにその女の子とのメッセージが『生きがい』になっていったのだった。
そろそろこの記事から離脱する人が増えてきたかな?www
女の子との単独オフ会を決行!
日を追うごとにその女の子との個別メッセージが増えた。
ある日女の子から言われた。
「一度会いたいかも…」
もちろんオイラも充分下心は熟成していたので、「会っちゃう?🤤」と返信した。
決めた日時は意外と1週間後。
お互い気持ちが高ぶっているので遅いくらいだ。
そしてついにその日が訪れた。
その日の朝はやけに天気が良く、例年に比べ暖かい日だった。
仲良くなった女の子と会う日。
それにふさわしい日だな…なんて事を思いながら女の子が待つ空港へ車を走らせた🚙
空港に着き到着時間をチェック✨
あと30分で女の子は到着する。
空港内をウロウロしていたら、あっという間に時間がやってきた。
仲良くなった女の子を乗せた飛行機が到着した。
会える✨
半年ほどかけて仲良くなった女の子と今日会える。
これはもしかして運命か?などとお花畑状態な脳みそも今となっては美しさを覚えるほどだ🌸
おそらく飛行機から降りたであろう時間を見計らって電話をする(当時ガラケーだかんねw)。
「おまたせ〜💖今さっき着いたよ〜💖」
声めっちゃかかわいい😍
まあ、Yahoo!チャットで仲良くなってから番号交換してしゃべってはいたけど、やっぱかわいい💕
その他の事前情報としては、
「友達からは宇多田ヒカルに似てるって言われるぅ〜」
とか、
「最近ちょっと太っちゃったからダイエット中ぅ〜✨」
とかは聞いていた。
「宇多田ヒカルならいいじゃん!」
「ダイエット中か…まあほとんどはそう言うからなwww」
そんなことより『声が超かわいい』ってことがオイラのアレがアレしたのだった💪
そしてついにその時が来た✨
搭乗者出口でお互い喋りながらの対面となった😆
「どこかな?😆」
「もうすぐ出口だお💖」
「お!白いワンピース?😆」
「違う違う!その後ろ〜💖」
「おー!その後ろかぁ〜😆」
そして待望のYahoo!チャットで半年かけて仲良くなった女の子を発見した😆
空前絶後の想い
そこで手を振って立っていたのは『さらに太ったスーザンボイルだった』
スーザンボイルを知らない人はググってほしい。
とりあえずWikipediaを貼っておきます。
スーザンボイルの歌は素晴らしいし、その歌声は天から降り注いだものだと思っている。
そんな天使の声をしている人をさらに太くした女の子が目の前に立っていた。
ロシア系クォーターの彼女に振られて、傷心な中、楽しい時間を作ってくれた女の子が今そこに居る。
様々な感情に震えながら、女の子と共に空港を後にした。
「お、おなかすいてない?」
「もうペコペコぉ〜」
「なに食べたい?和食がいい?それとも洋食?」
「もうお酒とか飲みたいから、居酒屋とかでいいよぉ〜✨」
声はめっちゃかわいい…💦
とりあえず車を駐車場に停め、繁華街の良さげな居酒屋さんへ行くくととなった。
「とりあえず生っ🍺だねぇ〜💖」
スーザンが言う。
「まだ全然暑いよねー!💖」
季節は10月。
温暖化が心配。
「今日は天気が良かったからまだまだ夏っぽいねー💦」
スーザンは会った時からすごくいいにおいがした。
フレグランスを適度に使っていたんだと思う。
それか流行り始めていたボディクリームとかかな?
声は今までリアルに会った女の子の中で1番かわいい。
でも『さらに太ったスーザンボイル』ということだけは紛れもない事実。
しかしその後、🍺と💖と💦な時間を送り最初的にスーザンとは一夜を共にした。
そんで朝方久しぶりにホテルの便所でゲーゲー吐いた。
でもスーザンは凄く優しい女の子だった。
ホスピタリティは今まで出会った女の子な中でダントツ!
しかし残念ながらオイラがスーザンに対し心が揺らぐことは無かった。
なぜなら『さらに太ったスーザンボイル』だったからだ。
不思議なことが起こる
結局、スーザンとはそれきり…
しばらくスーザンから何回かメッセージが届いたが、無視し続けたので察してくれたっぽい。
「ごめんね、スーザン😢」
オイラの鬼畜の所業に対し、スーザンは身を引いてくれた。
「ありがとうスーザン…」
そんな事があった数ヶ月後、オイラに新しい彼女ができた。
『ちょっと太った、いやまあまあ太ったおのののか』な女の子。
スーザンほどではないにしろ、とても優しい子。
ロシアンクォーターに比べたら、ルックスは規格外💦
言動が鬼畜…👹
でも以前なら見た目重視だったオイラになにかしらの変化が起きていた。
「見た目重視が行き過ぎてたのかな…」
とにかくスーザンと出会う前と後では何かが変わった。
これって本当の価値を見出したってことじゃないかな?
人にせよ物にせよ、生きている中でのあらゆる事も、小さな自分の殻を破ることで受け入れるものを発見できる、前へ進んでいける…
今いえる事は、あの時スーザンに出会わなければずっとあのままだったんだなって事。
感謝してます。
まとめ
✔️潜在意識の中でコンフォートゾーンが確立している。
✔️行動を起こし、自分ではコントロールが効かない場所へ身を投じることによりコンフォートゾーンを打ち破ることが可能。
✔️コンフォートゾーンを打ち破る事により、未知の自分を発見することができる。
まとめるとこんな感じでしょうか。
今では、知人や友達とかで「ブサイクやだね〜」とか、「デブじゃんwww」とか聞くと不快になるオイラがいます。
「人間って見た目だけではないのに…」
っていつも思う。
オイラのコンフォートゾーンを破ってくれたスーザンには本当に感謝しています。
ありがとうスーザン🙇♂️
今回はオイラのコンフォートゾーンを破ってくれた恩人、スーザンの話を織り交ぜてお届けしました。
途中、ひどすぎる表現があったこと、お許しください🙏
じゃまたねー🤗